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2020年05月15日


    こういう状態を「方向感が無い相場」などと形容しそうなものですが、そもそも「肺炎騒動」云々の見通しが良く分からない(「良いんだか」「悪いんだか」)状態で、何かを期待するのも難しいことしきり。
    個々の決算も暫時出てきているが、「2020年3月期」は好調だが、「2021年」は未定という記載を目にするのも至極当然な訳で、果たして、2020年3月ベースでのPERをして@20000円云々という株価水準であること(という表現をして昨年末は@24000円を意識した)からすれば、果たしてこの「肺炎騒動」による企業業績のPERは如何ほどが適正なのか?というのは考えるだけでも憂鬱になる。
    だから「売り」なのか、と言えば、またそれも難しく、「皆が暴落」と考えて横目に見ている時ほど、下がらないものだったりもする。
    正直、株式市場(金融市場)は大人による都合の良い解釈の場であるというのをつくづくを垣間見るのだが、例えば、第一四半期(三か月間と言う意味で)が機能しない業態の場合に、通年で赤字すれすれの企業構造(業態構造)だということが露わになっている今、本当に企業の運営ひいては黒字を出して行く事の難しいさを感じたりもする。
    「A.D」「B.C」の括りからの「アフターコロナ(A.C)」などという概念が産まれるや否やではあるが、今回の「肺炎騒動」を通して新しい資本主義が果たして芽生えるのか?
    そう言う部分を注目している部分ではある(要は「バイオ」などの実体が定かでは無いが、確実に存在するモノ達)。


    【今日の取引】:

    「特に無し」