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満月と新月は相場の転換期


    「日柄観測」という手法で言えば、「一目均衡表」が直ぐに浮かぶくらいに浸透した感じがありますが、「一目均衡表」が【太陽】を基準にしての日柄観測であるならば、【月】を基準にしての日柄観測があっても良いのでは?とも思う訳です。

    実は、【月】を基準にしての観測法は、結構古くからあるようで、それこそこの【アノマリー(anomaly)】に相応しく、「満月🌕」は満ちるので「時が満ちる」、「新月🌑」は新しい月なので「時が始まる」として、それぞれの【月】に意味を持たせて解釈をしたりしています。
    もちろん、そのままの意味として「満月」だから相場は下降に向かい、「新月」だから相場が上昇に向かうとあれば、簡単な事ですが、ここは【変化日】の一つ位に考えていた方が、同じ【アノマリー】でももう少しシッカリとするような気がします。

    とはいえ、【太陽】や【月】といった天体観測に頼るなんて……と思う向きもおられるでしょうが、日本よりも欧米の方が、この天体観測は有名だったりもする訳で、”レイモンド=メリマン”という人は、それこそ【太陽系】の動きから「株式市場」「貴金属市場」などなどを分析していたりもします。

    「相場」を一つのサイクル(【周期性】)と考えるのであれば、この「メリマン」であろうが、「一目均衡」であろうが、「満月・新月」であろうが、色々と妥当するような気もします。

    元々「科学」なるものは”錬金術”が発端の西洋ですから、星の動きを基準にしてモノを考えても何らの驚きΣ(・□・;)も無いのですが、「一目均衡表」と言えば恰好良いですが、実は「星☆」を基準にしていると言えばその根拠も揺らぐのでしょうか……?
    ま、そんな事は無いのが、世の不思議・人の不思議だったりもしますが、長い年月をかけて積み重ねられて来た一つの【データ】とも言えるでしょうから、それを非科学的と一笑に付するのもいけないような気はします。