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「大納会に向けての餅つき相場」(12月月末の相場)


    日本には季節特有の【〇○相場】と言うモノが幾つもありますが、特に12月月末の「大納会」に向けて景気よく終わりたいという心理も働いて「餅つき相場」などという言葉もあったりします。
    言葉通り、12月に稼いで、新年の”餅”を買うという意味合いでの相場にあれこれと動きが出てくるということを指しています。
    これは、非常に局地的な意味合いでは、個別銘柄が突然に材料を囃して上がったり、仕手っぽい動きをしたりする場合もありますが、東京市場全体の動きとして捉えられる場合もあります。
    そこで、年末がどの様に動くのか「大納会」までの立ち合い5日間を調べてみました。

    <<2003年>>
    ××○○○ (+304円)

    <<2004年>>
    〇×○×○ (+279円)

    <<2005年>>
    〇×○○× (+170円)

    <<2006年>>
    ×〇○○○ (+121円)

    <<2007年>>
    〇○○×× (+276円)

    <<2008年>>
    ×○○○○ (+136円)

    <<2009年>>
    〇×〇○× (+168円)
    <<2010年>>
    ×○×○× (-118円)

    <<2011年>>
    〇×××○ (+60円)

    <<2012年>>
    ×○○○× (+356円)

    <<2013年>>
    〇○○○○ (+302円)

    <<2014年>>
    〇×○×× (-404円)

    <<2015年>>
    ×○○○○ (+244円)

    <<2016年>>
    ×○××× (-285円)

    <<2017年>>
    〇×○×× (-175円)

    <<2018年>>
    ××○○× (-152円)

    2003年以降では13勝4敗となっている(ちなみに1993年以降は81勝6敗)。
    2012年12月26日に第2次安倍内閣が発足して、2012年・2013年とアベノミクスが好調な時にはそれなりの上げ幅であったが、アベノミクスの成果が問われ出した2014年以降は調子はよろしくない事が分かる。
    今年(2019年)は「平成」から「令和」へと元号が変わったこともあり、年末の大納会に向けて一つ景気の良い響きを期待したいもの。