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2019年09月30日


    9月配当落ちもあり、先週の金曜日に米国ではトランプ大統領の「アメリカにおける中国資本の規制(中国株の上場廃止)」などという発言もあって、なかなかスリリングな展開が予想されたが、-123円(ザラバでは210円安)程度の微下げで終わった。
    特に、特筆すべき事も薄い様に思うが、日経225全体を見れば、既に一旦の調整に入っているのは日足チャート(単純移動平均線)から見れば明らかなので、後はどの水準で調整を終了うするのかと言う具合だろう。
    25日線が50日線を下から抜いているので、形的には”良い形状”になってきており、8月安値で9月反転のこの相場が続くとすれば、@21200円ベースからの買い下がりで@21000前後位までの様子見という事に。
    2019年8月26日から23日目(8月26日当日を入れない)ではあるので、一目均衡表的な「26日」で一周と考えれば、そろそろ、あるいは数日の調整とも考えられることになる。
    このままスンナリ行って「木曜日・金曜日」辺りに@21200円前後であれば、日経225的には参加しても?という具合ではある。

    とはいえ、ここで難しいのが「ソフトバンク」の動き。
    今回の9月相場において、底練りの風情を醸し出しつつ底割れをしているこの株の動きは非常に不安定ではあるし注目も誘う。
    かく言う自分も、特にこの【ぺテム禿げ】的な動きが好きでは無いのだが、所詮は”虚業”という株式相場にはもってこいの銘柄ではあるし、東京株式市場にとっても”シンボル”的な銘柄でその動きや取引量は魅力的でもあるので、何時何処で何を理由に持ちあげてくるのか(仕立ててくるのか)も注意しておく必要がある。
    半年以上前の2月には子会社の【ソフトバンク(9434)】上場のネタを皮切りに、しつこいくらいの上へ上への動きともなっていた事を考えると、日足のボリンジャーバンドで-3の水準を日々更新している現状を見ると、「もうはまだなり、まだはもうなり」に入っているのかは分からないが、少なくとも2月からの「窓埋め」したということも言えそうで、割り切り覚悟で参加するには良いかなと思っていたりもする。

    正直、@4000円割れが見たいという気がするが、そこはそれ相場の神様はひねくれているので、そうは行くのか否か……