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2020年03月04日


    アメリカの緊急利下げとやらはどうした?みたいな昨日のNY市場や、為替の微妙な106円台への攻防などを経て、東京市場に帰って来ての攻防が注目されましたが、ここも為替107.1円台を死守する?ような動きや、板付きからそこまでは下げないか?と思いつつ、どうやら適当な所で支えが入った様な感じ。
    今の東京市場を、何処かの解説の人が言っていたように、PBR1倍という観点からすれば、ここを割らずに上昇に転じるというのが、ここ最近の「定石」ともなっている。
    個人的にも、その考え方は正しいとは思うので、先週の急落場面から適当に拾っていったのだが、急落直後のありがちな事として、相場がフラフラして腰が定まらないという部分があるものの、個別銘柄を観ていると、それこそPBR1倍割れはゴロゴロしている。
    また、イマイチ「JR東(9020)」を始め鉄道株が地滑りをしているのも気になる(「東急(9005)」が未だ強いが)部分でもあり、このまま3月期末を迎えるにあたって、果たして@22500円台くらいまで回復できるかどうかは非常に妖しい感じもチラホラ。
    必要以上に弱気になるのも、相場をやるものとしては良くない事だが、しかし、ここの所の政権運営には、従来ほどの株価への拘りがあるのかが極めて不透明であって、何やら非常に動きが鈍い感覚を受けてしまう。
    今の政権が「肺炎騒動」に関して、些か対応が鈍いのと重なる部分でもあるが、それは実際の「肺炎騒動」が巷間騒ぐほどのものでない事を政権側が掴んでいるのであれば重畳なのだが、どうも、一定の時間を経過した今、「肺炎騒動」への対応のシャッきりしなささと、この「株価」対応への鈍さとがリンクしてしまう。
    そういう意味で、やや斜めからの今日の雑感。


    【今日の取引】:

    昨日のNYをリアルタイムで観ていて、観客としては面白かったが、株高政策のアメリカも些かコントロール不足な感じを否めず、今日の寄り付きで色々と整理する事を決定。
    (もちろん、この前の様に引け前15分で700ドル上げられるNYダウだけに、要は、そういう”手”を入れなかったのかということになるが)

    今日は、全て寄り付きで損切り

    「日経レバ」

    「三越伊勢丹」

    「高島屋」

    「テンポイノベ」

    「OAK」

    「MRK HD」

    「イワキ」

    「ひらまつ」

    「西武HD」

    「京急電鉄」


    とりあえず、先週買ったモノを大半損切りした。
    金額はさほどダメージになるものでは無く、損切のパーセントも7~8%の範囲なので、まぁ良いのだが(「日経レバ」の16パーセント近くは、性質上しょうがないのだろうが)、20年チャート近辺の安値で損切りしないといけない「三越」と「高島屋」には少々残念。

    が……「高島屋」(寄り付き@987で損切したにも関わらず)……かねてから三桁で欲しいと思っていて、先週1030円で買ったのだが、やっぱり1枚位は百貨店の優待は欲しいので@999で再度買い。