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2020年04月10日


    【不景気の株高】という言葉があるが、差し詰め、今の状況下では【緊急事態下での株高】とでもいうことになるのだろうか?
    米国のNYダウの行方が、もはや、米国の国策となっているように、これを何としても維持・アップさせようというのが、ヒシヒシと観て取れる。
    他方、それは我が国も「以下に同じ」であって、株価の行方は、時の為政者の最大の関心事の一つとなったとも言えよう。
    もっとも、現実を見渡せば、今の株価が【蜃気楼】の上にあることは容易に想像が出来るのであって、チャート上は素晴らしいけれども、なかなか腰が引けてしまうというのは、まさにこの事であろう。
    そんな事は無視して、チャート上は好転してきているのだから、無視してGo!Go!という方が、はっきりとしていて良いのだが、何分、外の実際の様子を観たり、電車に乗ってという事をしてみると、”かくも抑制の効いた状態”で、一体企業収益はどの様な影響を受けるのか?と言う点に疑問無しとなることはないだろう。
    【株価は需給】の実際はあれども、もう一つの軸足である、【実体経済】との兼ね合いを無視するのも、いきなり梯子を外されそうで、逆に戦々恐々とする部分。
    「皆が怖い時に……」は、売りでも買いでもに通じる極意であろうが、何となく、今の株価は肌に合わないので、暫しこうして駄文を書き連ねていくの毎日ではある。

    【今日の取引】:

    特に無し