このページを Google Bookmarks に追加

2020年05月21日


    株価が「政策」であるのは、米国も日本も、そして世界中の国々の大きな課題の一つではありますが、ここのところの米国や日本の株価の勢いを観ていると、まるで「肺炎騒動」などは無かったかの様な値動きすら感じられます。
    それほどまでに、何やら違和感を感じる相場が続いている訳ですが、今日も夜間の先物はプラスであるものの、場中からはマイナスになる動き。
    実際に「指数」と「個別」は、かけ離れる事はママある事ではあるが、今のような状況で「NYダウ」「日経平均」が幾ら@28000ドル、@24000円を回復したとしても、「肺炎騒動」前の2月の水準に、個々の株価が戻るのか?というと少々怪しい気もする。
    「株が高いの七難隠す」と言う訳ではないが、株価が高いことは大抵の騒音・雑事を遠のけてくれることは確かである。
    しかし、今の「自粛」という言葉の下での「影響の連鎖」が断ち切られている中で、株高がどの様な好影響を齎すのか?
    もちろん、株安よりも株高が良いには決まっているが、これが状況の先読みとしての「株価」であれば大いに歓迎ではあるが、そうでないのであれば、やはり余りやり過ぎは後で大きな下落を伴うのでは?という疑心暗鬼を逆に募らせるのである。


    【今日の取引】:

    「特に無し」