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石が浮かんで木の葉が沈む
【石が浮かんで木の葉が沈む】
相場は、摩訶不思議なもので、時に通常では考えられないような現象が起こります。
これもこれ、やっぱり人が介在するという事での【
美人投票
】と、【相場には間(魔)が潜む】という事が影響している様な気がします。
この言葉がぴったりと当てはまるのは、やはりバブル期の「鉄鋼株」「電力株」といった株価の動きではないでしょうか。
これらの重厚長大型産業の株価が”軽々”と上がっていったのは今も目に焼きついています。
「特金」「ファントラ」「財テク」…と、”一億総金儲け”に勤しんだ時代ならではの動きでもあったのかもしれませんが、考え方を変えるならば、この手の産業(重厚長大型)であっても、時代の波に応じて先進的なことを行えば、直ぐに株価は居所を変えていくのかもしれません。
なぜならば、「株価」は
実体であって実体でなく人や社会の期待値
というものの反映でもあるからです。
バブルから四半世紀を超え30年を経て、色々な変化はあるものの、「株価」というものが【期待】と【変化】を象徴するという役割には変わりはないでしょう。
当然、今は(どちらかというと)見向きされていない日本市場ですが、何かの拍子で、また”
大バブル
”が生じることもあるのかも知れませんね?
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